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 木工素材あれこれ 


▼ 木材用語

木材関係の専門用語が分からない・・・(汗)。 ということばっかりで、分からない用語についてはここに整理することにしました。 整理しておかないとすぐに忘れてしまうものですから・・・。

(いろいろ調べて書いてますが、間違っている部分があるかと思います。その際は、ご指摘いただければ幸いです。)

【あ】 【か】 【さ】 【た】 【な】 【は】 【ま】 【や】 【ら】 【わ】

【あ】
赤身・赤味
樹幹の横断面において、内部の色の濃い部分のこと。心材ともいう。
圧縮木材(あっしゅくもくざい)
木材に対し強い力で圧縮し、高密度化強度を向上させた改良材
粗板(あらいた)
カンナがけなどの表面仕上げが行われていない板。野板ともいう。
板目取り
板目面が出るように木取ること
板目面、接線断面(flat grain face , tangential section)
樹幹の軸に平行であるが、樹幹中心部(髄)を通らない断面
糸柾(いとまさ)
年輪が糸のように細く並んでいる、きめの細かい柾目のこと
追柾
柾目取り、板目取りの中間で木取ること
横断面(cross section)、木口面
樹幹の軸に垂直な断面

【か】
含水率(がんすいりつ)
木材に含まれている水分の比率を指し、この値が高すぎる木材は、乾燥が進むにつれて反りや割れなどが発生しやすくなる。
仮道管(かどうかん)(tracheid)
木部を構成する要素であり、道管と同様水液の通路だが、一本の長い管状にはならない。
環孔材(かんこうざい)
広葉樹材における樹幹横断面の管孔配列による区別の一つで、道管が年輪に沿って配列しているもの。 クリ、ケヤキ、ミズナラ、ヤチダモ等
木表
接線断面(板目面)の中で樹幹の外側に向かう面
木裏
接線断面(板目面)の中で樹幹中心部(髄)に向かう面
木枯らし(きがらし)
長期間、木を風雨にさらして材として適した状態にすること。
木口面、横断面(cross section)
樹幹の軸に垂直な断面
木端(こば)
板や角材の側面において、長手方向の面のこと。

【さ】
逆目
木目と反対の方向を指し、この方向に木を削るとささくれだった荒れた面になる。
散孔材(さんこうざい)
広葉樹材における樹幹横断面の管孔配列による区別の一つで、道管が年輪とあまり関係なくだいたい平等に散在しているもの。 ブナ、ヤマザクラ、カエデ等
死に節(しにぶし)
枯れた枝が幹の成長によって内部に取り込まれ節となったものであり、製材の際、節穴・抜け穴になりやすい。
樹幹
樹木を構成する大きく3部分に分けたものの一つ。他の2部分に根、枝条がある。木材として利用するほとんどが樹幹。
熟材(じゅくざい)
老齢木の心材部分のこと。
白木
未塗装の木地のままの材木
白太
樹幹の横断面において、外周部の白色または色の薄い部分のこと。辺材ともいう。
心材
樹幹の横断面において、内部の色の濃い部分のこと。赤身(あかみ)、赤味(あかみ)ともいう。
芯持ち材(しんもちざい)
樹芯部を含んでいる材のこと。
心材率
樹幹の横断面において、全面積に対する心材面積の比
針葉樹
裸子植物の一群であり、イチイ科、イヌガヤ科、スギ科、ヒノキ科、マツ科などを含む。葉は、普通常緑で針状、鱗片状である。まれに落葉樹あり。
末口(すえぐち)
木材の長手方向のうち立木状態で梢だったほうの呼称

樹幹中心部にあるごく細く軟らかい部分のこと
接線断面(flat grain face , tangential section)、板目面
樹幹の軸に平行であるが、樹幹中心部(髄)を通らない断面
早材(そうざい)
年輪が明確な木材で春〜夏場に育った軟らかい部分のこと
双子葉植物
被子植物を植物分類上の一網で二群に分けた一つ。胚にはおおむね二枚の対生した子葉があり、茎は肥大・成長し葉は網状脈をもつ。

【た】
筍杢(たけのこもく)
板目の模様のうち、タケノコを縦に切ったときのような木目のこと。
玉杢(たまもく)
樹木のコブの部分などを切断すると現れる輪模様の木目のこと。ケヤキなどでよくみられる。
単子葉植物
被子植物を植物分類上の一網で二群に分けた一つ。胚はただ一個の子葉があり、葉脈は一般的に平行で、茎の維管束は不規則に散在している。
道管(vessel)
多くの細胞が連続して一方向につながっている水の通り道で、根から吸収された水はこの道を通って樹木全体に運ばれる。

【な】
生材(なまざい)
伐採後あまり時間が経過していない木のことを指し、乾燥していない木。
順目(ならいめ)
木目の方向に沿っている状態。順目に沿って削ることを順目切削と呼ぶ。
順目切削
順目に沿って削ることを順目切削と呼ぶ。
波状木理
繊維方向が樹幹の長軸方向に波行している場合があり、波形は異なるが柾目・板目どちらにおいても波状を示す。
野板(のいた)
カンナがけなどの表面仕上げが行われていない板。粗板ともいう。

【は】
腹(はら)
板材の木裏のこと。カンナやノコのすくい面も腹と呼ぶ。
晩材(ばんざい)
年輪が明確な木材で秋〜冬場に育った軟らかい部分のこと
辺材
樹幹の横断面において、外周部の白色または色の薄い部分のこと。白太(しらた)ともいう。
辺材率
樹幹の横断面において、全面積に対する辺材面積の比
肌目、肌
材の構成要素の全体としてのアラサなどについての状態をさし、肉眼的な感じをあらわすもの。木理と混同されやすい。
放射孔材(ほうしゃこうざい)
広葉樹材における樹幹横断面の管孔配列による区別の一つで、道管が樹心から外周に向かって放射状に線状または帯状をなしているもの。 アカガシ、イヌシデ等

【ま】
柾目取り
柾目面が出るように木取ること
柾目面、透心断面、半径断面(edge grain face , radial section)
樹幹の軸に平行にして樹幹中心部(髄)を通る断面
無垢板(むくいた)
製材されたままの単一材質の一枚板のこと
無孔材(むこうざい)
広葉樹材における樹幹横断面の管孔配列による区別の一つで、道管の無い特殊なもの。 ヤマグルマ等
木理(grain)
木材同一種でおおよそ決まっている種々の細胞・組織などの配列様式や方向の状態。 また、年輪幅の大小や、杢の意味にも慣用される。
元口(もとくち)
木材の長手方向のうち立木状態のときに根元だった方向のこと。
紋様孔材(もんようこうざい)
広葉樹材における樹幹横断面の管孔配列による区別の一つで、さまざまな紋様を呈するもの。 トベラ、ヒイラギ等

【や】

【ら】
広葉樹
葉が広く平たい木であり、双子葉類に一般的。常緑性および落葉性のものがあり熱帯から温帯に分布。

【わ】


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