サラリーマン父さんが3次元CAD(3D-CAD)で素人木工おもちゃを設計・製作しちゃうサイトです。ウッドトイ,ウッドクラフト  

 製作−ウッドクラフト 

▼ 製作日記(その3)

  1.テーマ選定 (2005/06/01)
  2.2次元CADでラフスケッチ (2005/06/02)
  3.3次元CADで概略設計 (1)シャーシおよびタイヤの設計 (2005/06/07)
  4.3次元CADで概略設計 (2)運転席部分の設計 (2005/06/09)
  5.3次元CADで概略設計 (3)荷台(ベッセル)の設計 (2005/06/14)
  6.3次元CADで概略設計 (4)最終アセンブリ (2005/06/16)
  7.木工製作 (1)木工材料の選定 (2005/06/21)
  8.木工製作 (2)木工部品の加工 (2005/06/26)
  9.木工製作 (3)シャーシ部分のアセンブリ (2005/06/26)
 10.木工製作 (4)ベッセル(荷台)部分のアセンブリ (2005/06/26)
 11.木工製作 (5)軸受け、タイヤの取り付け (2005/06/27)
 12.木工製作 (6)シャーシ、ベッセル(荷台)部分の合体 (2005/06/27)
 13.木工製作 (7)ベッセル(荷台)上下用ヒモの取り付け (2005/06/27)
 14.完成 (2005/06/27)

3次元CADで概略設計

(4)最終アセンブリ
さて、今回はいよいよ3次元CADを用いた概略設計の最終段階です。

これまでに、ダンプカーのシャーシ(本体部)およびベッセル(荷台部)を作製してきましたが、それらをCAD上でアセンブリ(組立て)します。

まずは、本体部を読み込みます(図26、図27参照)。

 

         図26                      図27

つぎは、ベッセルを仮想空間上に読み込み、双方の軸受け部分を利用してアセンブリします(図28参照)。

また、併せて双方をつなぐためのシャフトもアセンブリします。ここで、シャフトはタイヤを支えるために作製したもの(図4)と同様のものを利用し、後で長さを調整することにします(図29参照)。

 

         図28                      図29

図29で明らかなようにシャフトが少し長いので、両端を10mm (計20mm)程度カットします(図30参照)。

この段階において、ベッセルと運転席部分を側面から拡大して見てみます(図31参照)。あまり気にしないでもいいとは思いますが、ベッセルを水平に設置すると、わずかながら運転席屋根部分と干渉しています。

 

         図30                      図31

そこで、運転席屋根部分のエッジに対し、R3程度の角Rを施してみます(図32、図33参照)。

 

         図32                      図33

いい感じになりましたね〜。(エッジ部に角Rを施すのは当然のことですが・・・笑)


さて、次はベッセルを上下させるために必要になる糸巻上げ部を作製します。

必要なものは、巻き上げるためのシャフト、ハンドルアーム、ハンドル、ストッパーと考えましたので、以下にそれを説明していきます。

まずは、シャフトですが、これはタイヤを支えるために作製したもの(図4)と同様のものを利用します。

ハンドルアームは、以下のとおりです。
寸法:L40mm×W18mm×t5mm (L:長さ,W:幅,t:厚さ)、穴直径8mmおよび5mm・・・図34参照

ハンドルは以下の寸法とします。 寸法:直径5mm , L20mm (L:長さ)・・・図35参照  

         図34                      図35

部品の最後、ストッパーはシャフトが抜けないようにするためだけなので、究極どんなのでもいいです(笑)。ですが、とりあえず図36のようなものを作ってみました(図36参照)。


         図36


これらを最終的にアセンブリしたものをご覧ください。

 

 

 

 

ぉおおお〜、ようやくできあがりました!!。 オフロードダンプ(のつもり)完成!!。ほんとにできるのかな???

次回は、実際の木工製作にはいります。つづく・・・。(2005/06/16)





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